[[知識科学基礎]]

+会話が一方通行にならずに成立する	
+話し手から話題をふって答えるだけの業務的なやり取りだけではなく、音声対話システムをより饒舌にするため、会話の合間に小ネタを挿んだ。	
+・人を感知するセンサーを取り付け、機械のほうから話しかけるようにする。日常会話のようなものから会話に入り、徐々に案内したい方向に話を持っていく。・キャラクターに特徴を持たせる。たとえばツンデレという風に設定して、5回に一回「むかつく」、「うるさい」と返したり。また「ブサイク」などの悪口に対して、辛辣な返事をしたり。	
+情報案内を実現するためには、情報の提示方法が問題となる。音声により出力を行う場合には、ユーザの理解しやすさを考慮すると長い文書を読み上げるのは適切でない。ただし、単純に短く要約して提示すると、ユーザが知りたい重要な箇所を説明できない可能性がある。今まではユーザの様々な話し言葉に対して対応できるシステム体制が整っていなかったため、形式的な日本語のやり取りしかできなかった。その結果、片言な表現ばかりで親近感がわかないという問題点が考えられた。そこで、一つの例として語尾を丁寧語の「です」「ます」調から「にゃん」という親しみやすい言葉に変えることによってユーザとの距離を縮めようというものである。	
+従来の研究は話しかけてくる人によって違う訛りや口調に対して、ロボットが対応できるようにするといった聞き取りを主に研究しているが、我々の班はロボットに話しかけやすくなるようなロボットを作ろうとしている。つまり、ロボットに親しみを感じるような話す側の研究を主にしている。	
+システムからの話しかけも組み込んで、一方的な会話にならないようにする点。システムに感情を盛り込んでよりリアルな会話にする点。例)わかりましたか?という問いかけをシステムから行うなど	
+MMDAgentと、検索エンジンを結びつけることを目標にする。従来のモデルでは、検索しますか?という選択がされないため、返答に困り汎用性のある対応しかできない場面が多々あった。しかし、検索エンジンを利用し、上記の問題点であげた問題を解決するためには、テキストマイニングなどの知識も必要になるため、講義中での解決は難しい。そのため、「画像検索されたページをブラウジングする」という形で、視覚的にもわかりやすいものを表現する。	
+未知語が示された場合、ユーザへ質問をしたり、ユーザーの望む応答が得られなかった場合に代替案を提案するといった対応をするのではなく、あらかじめ予測された用途に合わせて事前に登録してしまう。	
+従来研究は対話リズムの改善を目的としており、会話の内容で人間性を追求したものはほとんどない。人間らしい会話ができるような、友達との会話を楽しむかのような感覚でシステムを利用できるようなシナリオを作成する。	
+途中で疲れて紹介を放棄するなど、発言者に挑むような返事をしたりする。	
+従来研究においては、コミュニケーション能力の向上など、良い意味での自然な会話を目指していたが、あえてそれを放棄することで、良くはなくてもある意味自然な対話となるようにする点。	
+大きなくくりだけでなく、細かい要望を聞き返す。	
+遊んだり暇つぶしのようなものだけではなく、その日の天気や気温によって会話の切り出し方を変える。今回は図書館に置き、各場所の案内がメインだが、天気やニュース、豆知識など必要な情報を盛り込む。	
+私たちが読んだ論文によればより人間らしさを出すために何回かに一回「あっ」とか「えーと」のような間投詞を入れている。しかし私たちはそのような間投詞だけではなく、応答そのものにもバリエーションを増やした。さらに、ただ「はい」と答えるところを「うん」と答えるのではなく、こちらのキャラに合わせて例えば、「はい」と答えたり「そうだね」と答えたりする。様々な応答をすることで人間らしさも高めることができるし、親しみやすさも出る。人間らしさを出すために様々なバリエーションの応答をする、これが私たちの新規性である。	
+音声入力方式を用いた対話システムにおける、ユーザーからの話し言葉的な発話を、システム側から能動的な発話を用いることによって曖昧表現の頻出を制御する。	
+会話の持続性を向上させるために、曖昧な返答表現を利用する。	
+人間が機械を相手として対話するときに表出する不自然さを少しでも解消しようと、語尾に特徴づけて、ユーザーが使って面白く、より親近感を持ってもらえるように試みた。	
+ストーリー性のある会話ではなく、あえて脈絡のない会話をすることで飽きのこない対話を目指す。	
+従来の研究は、個々のユーザに適応した協調的応答を行うためのユーザモデルを提案している。ユーザモデルに基づいて生成される協調的応答により、ユーザはより速やかにシステムに習熟し、余分な教示を省略し、簡潔に対話が行われる。しかし、私たちの考えるシステムは、視覚的に話しやすい環境をつくることで、ユーザのシステムの利用を促進することができる。	
+親しみやすくなるような反応、言葉遣いをさせる事によってエージェントを利用しやすくする。ユーザーへの問いかけ(しゃべるきっかけ)を与えるような会話。	
+方言を取り入れることによってより会話らしさを出す。	
+自分の発話が対話システムに「オウム返し」されることで、相互的なコミュニケーションをしているように感じられる。例:自分「図書館で〇〇したいのですが」     システム「図書館ですね?…」	
+季節性が感じられる点。	
+会話に必ずしも有益とは言えない情報を入れるところ	
+(ア)想定したシナリオから対話がはずれないように対話の主導権を常にシステムがとるものや,逆に,ユーザからの質問に対する応答を反射的に出力するだけというシステムを単により柔軟な会話にするだけでなく、効果音や笑い声をいれたり、口癖を言わせたりして会話の単調さを改善しようとする点